ふと歩く速度が遅くなった帰り道

帰り道、
気づけば歩く速度がゆっくりになっていた。

男はその“遅さ”に、
胸の奥の揺れを感じた。

灯炉に火を灯すと、
湯気がゆっくりと揺れ、
猫が静かに寄り添った。

男はコーヒーを一口味わい、 そして呟く。

「友よ、歩く速度は心の速度だ」

トゥイーブ。

余白の方へ。