雨上がりの道を歩いて帰った夜

雨上がりの道が、
街灯に濡れて光っていた。

男は濡れた靴をそっと脱ぎ、
静かに息を吐いた。

卓上灯炉に火を灯すと、
湯気が雨の匂いをやわらげ、
猫が足元に寄り添った。

男はコーヒーを一口味わい、 そして小さく呟く。

「友よ、濡れた道にも帰り道はある」

トゥイーブ。

余白の方へ。