ふと聴いた曲が胸に刺さる夜

その夜、 曲の一節が胸を貫いた。

男は卓上灯炉に火を灯し、
クッカーから出る湯気が音の余韻を揺らす。

猫は静かに寄り添い、
その刺さる瞬間を受け止めていた。

男は淹れたてのコーヒーを一口味わい、 そして小さく呟く。


「友よ、音楽は心の奥を知っている」


トゥイーブ。

余白の方へ。