カーテンを開ける瞬間

その朝、カーテンを開けた光が
部屋に静かに流れ込んだ。

夜の名残がほどけ、
新しい空気がそっと満ちていく。

男は卓上灯炉に火を灯し、
クッカーの湯気が
その光の中でやわらかく揺れた。

猫は窓辺に跳び乗り、
外の世界を確かめるように耳を澄ませた。

男は、淹れたてのコーヒーを一口口にし、
明るい窓の向こうに向けて呟く。

「友よ、朝の光は、
今日をひらくための合図だ」

トゥイーブ。

余白の方へ。