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A quiet studio carrying fire and craft into the future.

火と技術文化を、静かに未来へ繋ぐ工房。

Un atelier silencieux qui porte le feu et l’artisanat vers l’avenir.

「火を眺める夕方」

その日曜の夕方、
男は灯炉に火を入れた。


橙の光が、
まるで部屋の呼吸がひとつ増えたように
静かに、ゆっくりと広がっていく。


急須の黒い鋳肌がその光を吸い込み、
輪郭だけがほのかに浮かび上がる。

窓の外では、
日が沈みきる前の薄い青がまだ残っていて、
その静けさと灯炉の火が、
まるで互いに挨拶を交わしているようだった。

猫は足元で丸くなり、
火の気配が戻ってきたことを
誰よりも早く察している。

男は湯気の立ち上る気配を待ちながら、
淹れたてのコーヒーを一口味わい、
そして小さく呟く。

「友よ、日曜の夕方は、火が似合う」

火の文化が、 またひとつ、部屋に戻ってきた瞬間だった。

トゥイーブ。

余白の方へ。